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ロックミシンができることは?その種類と購入おすすめの人は

ミシン

洋裁を始めたら、欲しくなるのが便利な機能のついたコンピューターミシン。

そしてある程度ハンドメイドが上手になってくると気になってくるのは、ロックミシンです。

私は10年ほど前に洋裁教室に3年間通って、洋服作りを習いました。

子育てが少し落ち着いて、また洋裁を始めようと考えた時に、思い出したのがロックミシンの便利さ。

でもロックミシンを使ったことがなければ、何ができるのかわかりませんよね。

今回そんなあなたのために、ロックミシンでどんなことができるのかご紹介します。

ロックミシンができることとは

ロックミシンが1番よく使われるのは、切った布がほつれないようにかがり縫いをすることです

その他にもロックミシンには、いくつか種類があって、できることが違ってきます。

まずは、ロックミシンの種類について詳しく説明していきますね。

ロックミシンの種類は4つ

ロックミシンの種類は4つに分かれます。

ロックミシンの種類 できる事
オーバーロックミシン 布の縁かがり縫いだけ
多機能ロックミシン 布の縁かがり縫い+ニット(伸び縮する生地)の縫い合わせ
カバーステッチミシン カバーステッチのみ(下の方に写真があります)
複合機 カバーステッチ+布の縁かがり縫い+ニットの縫い合わせ

オーバーロックミシンは袖口(そでぐち)や裾(すそ)を縫うため方法なので、このミシンだけではニット生地どうしを縫い合わせることができません。

お店で売られているような仕上がりを求めるなら、カバースッテチの機能が付いている複合機も魅力的ですね。

しかし複合機は色々な機能が付いている分、高価。

そして、縫い方ごとに針や糸の数を変えるのがめんどうなんです。

多機能タイプのロックミシンは、針の数も変えられてカバーステッチ以外はできます

私も複合機が欲しかったけど、お値段的に厳しい。

悩んだ末に私が選んだのは、多機能タイプのロックミシン糸取物語wave(BL69WJ)です。

多機能タイプならニット生地も縫えて、家庭用ミシンでは時間のかかる縁かがりもすぐに終了。

ロックミシンを使うと作品を速く完成できるので、洋裁作りが楽になりました。

  • 多機能ロックミシンには、オーバーロックミシン(布のふちかがり縫い)の機能も入っています。
  • カバーステッチは、ニットの裾(すそ)や袖口(そでぐち)で使われる縫い方です。(写真はカバーステッチの項目にあり)

では、それぞれのロックミシンについて詳しく見ていきましょう。

ニットも縫える便利な多機能ロックミシン

はじめに、布の縁(ふち)かがり縫いとニットの縫い合わせができる多機能タイプのロックミシンをご紹介します。

ロックミシンは種類によって、使える針の数(1~2本)を変えられます。

更に、針の数で使える糸の数(2~4本)も違うんです。

多機能タイプのロックミシンは、2本針に4本の糸が使えるタイプ。

  • 1本針:使える糸の数は、2本か3本のどちらか1つ
  • 2本針:2~4本まで用途に合わせて糸の数を変えられる。

そして針の数で、使える糸の数が変わってくるので、できる縫い方も違ってくるんです。

ロックミシンの針の数で、できる事をまとめてみました。

機種によってもできる縫い方は変わりますので、購入する時にチェックしましょう。

針の数 糸の数 4本糸 縁かがり縫い 3本糸 縁かがり縫い 2本糸 縁かがり縫い 3本糸 巻きロック
1本針 2本糸      
3本糸    
2本針 2~4本糸

ニットの縫い合わせに使われるのが、2本針・4本糸の縁(ふち)かがり縫いです。

布の縁かがり縫いだけなら、家庭用ミシンでもできます。

しかし、ロックミシンと比べると作業の速さと仕上がりの美しさにかなりの差があるんです

ロックミシンの縁かがりは、余分な布をカットしながら縁をかがってくれるのでスッキリとして、見た目がきれいな作品になります。

プロの仕上がりカバーステッチミシン

カバーステッチとは、Tシャツなどの袖口(そでぐち)や裾(すそ)を縫うのに使われています。

この縫い方だけしかできないのが、カバーステッチミシン。

カバースッテチで仕上げると、見た目がきれいでお店で売っている服のようです。

カバーステッチの代わりに家庭用ミシンでもニット生地を縫えますが、ニット生地用の糸と針を使う必要があります。

ただカバーステッチの方が、生地の伸び縮みはいいので着やすい服になります。

1台で2つの働き複合機ロックミシン

複合機ロックミシンとは、オーバーロック+カバースッテチの両方の縫い方ができる種類です。

これ1台あれば、ニット生地の縫い合わせから裾上(すそあげ)まできれいに仕上がります。

慣れるまでは、オーバーロックミシンとカバースッテチミシンの切り替えに手間がかかるので、効率を考えて2台もっている人もいます。

購入がおすすめの人とその種類は

ロックミシンの購入をおすすめできるのは、こんな人です。

  • 服をたくさん作るのでスピードアップしたい。
  • ニット生地の服を縫いたい。
  • 作品をきれいに仕上げたい。

ロックミシンを購入するなら、2本針で4本糸を使える多機能タイプがおすすめ

お値段は1本針のロックミシンより高くなります。

でも、多機能タイプのロックミシンなら色んな事ができるので、洋裁が上手くなって作りたい物が増えても、ちゃんと仕事をこなしてくれるんです。

ロックミシンは、本格的に服作りを始めたい人にはあった方が便利ですよ。

まとめ

今回は、ロックミシンの種類と何ができるのかについてお伝えしました。

ロックミシンには、4つの種類があります。

かがり縫いやオーバーロックだけのミシン、すべてこなしてくれる複合機などです。

ロックミシンが使える針の数によってもできることが変わるので購入を考えている人は慎重に選んでくださいね。

お値段は、できることが多いほど高価になります。

縁(ふち)かがりができる家庭用ミシンをすでに持っているなら、ロックミシンは必要ないかもしれません。

私も、ロックミシンを購入するまでは家庭用ミシンだけで服を作っていました。

でも、実際に使ってみるとロックミシンの速さと縫った部分の美しさに感動

服作りにかかる時間が短くなって、たくさんの服を作れるようになりました。

あなたもいっぱい作品を作りたいと思ったら、是非ロックミシンを試してくださいね。

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